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広報ごしょがわら 
平成17年6月1日号(前編) 4

人口と世帯 4月30日現在
人口64,327 男30,298 女34,029 世帯24,193





幻の中世港湾都市 『 十三湊 』 国史跡に指定
 平成3年から発掘調査している中世の典型的な港湾都市『十三湊遺跡(とさみなといせき)』を国文化審議会は、史跡名勝天然記念物として文部科学大臣に答申し、このたび十三湊遺跡が指定を受けました。
 これまで確認された中世の都市としては東日本で最大規模と言われ、西の博多に匹敵する貿易都市だったことが裏付けられました。
十三湊遺跡〔五所川原市十三地区〕
国の文化審議会は5月20日に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、十三地区の十三湊遺跡を史跡指定するよう文部科学大臣に答申され、史跡指定を受けることになりました。
 これで市の国指定文化財は、旧平山家住宅、旧津島家住宅(斜陽館)の重要文化財(建造物)のほか、昨年の五所川原須恵器窯跡の史跡(遺跡)についで4件目となりました。

1.史跡指定理由
 十三湊遺跡は、中世北日本における大規模な拠点港湾遺跡です。戦国期の文献である「廻船式目(かいせんしきもく)」には日本の良港「三津七湊(さんしんしちそう)」の一つとして記され、北日本に勢力を伸ばした津軽の豪族安藤氏が拠点を置いて繁栄した遺跡の実態が、長年の青森県・旧市浦村教育委員会等による組織的な発掘調査により把握されました。

  領主館地区の調査 
(旧十三小学校グランド内)
 遺跡の規模は南北約2km、東西最大500m。中心の地区は堀を伴う東西方向の大土塁(おおどるい)により南北に二分され、その北側は遺構及び遺物の内容から領主やその関係者の居住地と推定され、掘立柱建物・井戸などが分布し、都市計画的な屋敷割りが見られます。土塁南側は北側が衰退した後整備されたと思われ、道路と屋敷割りがあり、墓や畑も見られます。
  また、遺跡の南端には伝「檀林寺跡(だんりんじあと)」があります。
 港湾施設である船着場の護岸、桟橋の可能性がある遺構も出土しています。
 13世紀に成立し十五世紀後半に遺跡が衰退した後には、遺跡地の大半は開発されることもなく保存状況も極めて良好であり、これをとりまく十三湖や日本海の環境・景観も特に優れていて、我が国において重要な港湾を伴う大規模な遺跡として類まれな事例といえます。

2.十三湊遺跡の指定範囲と文化財の内容
 十三湊遺跡の発掘調査の結果、史跡指定の範囲はの3地区とし、なお、指定範囲は文化財として最も価値が高く、遺跡の現状が最も良好な保存状態にあることから、保護管理対策を取らなければならない地域と考えています。以下、各地区の概要をお知らせします。

<港湾施設地区>

@十三湊の港湾施設、船着場の実態が解明された地域です。十三湊の湊町としての機能や構造を考える上で、非常に重要な地域となっています。
A前潟(まえかた)に面した浜地形を呈しており、集落側から前潟に向かって緩やかな緩斜面上に礫を敷き詰めて足場を固めた荷揚げ場跡や礫層が途切れる水辺からは土留めに利用された丸太材が見つかりました。また、水中だった場所からは桟橋跡とも推される木杭列が見つかり、船をもやった縄が発見されています。
B試掘調査の結果から、少なくとも200mにも渡って礫層(船着場)が確認されており、15世紀前半の大規模な港湾施設であることが判明しました。
C全国的に見ても極めて注目すべき中世の大規模な港湾施設・船着場の様子が明らかにされた最初の事例であり、大変貴重なものとなっています。
D現状は埋め立てによって造成された畑地と保安林となっており、入り江のような内湾した地形となっています。船着場の様子をイメージできる景観が現在も残されています。

    もやい杭の検出状況

<町屋・武家屋敷・領主館地区>
@十三湊において、遺構の保存状態が最も良好な場所であり、中世の地割や景観を今に残す貴重な場所となっています。
A遺構では十三湊のほぼ中央に東西方向に渡って大土塁と堀跡が現存し、遺跡を南北に分断しています。土塁北側地区には領主や従属する家臣クラスの支配者層の居住空間や工人集団の存在が確認されています。また、土塁南側地区では屋敷割りの街区が広範囲に渡って確認され、一部は道路に沿って整然と配置されていることが確認されています。
Bほとんど宅地化されることなく、中世の地割を残した畑地が広がっており、湊町の景観を体感できるような場所となっています。
領主館地区の調査(旧十三小学校舎北側)
領主館地区:中世陶磁器
<檀林寺跡地区>
 十三湊遺跡の南端、一帯は伝「檀林寺跡」と伝えられる寺院跡が存在する地域です。
@昭和51年に檀林寺跡の発掘調査が実施されて、多くの陶磁器が出土しています。
A平成12年度に県道の拡幅工事に伴って、発掘調査が実施され、檀林寺周辺にも溝・柵塀などの屋敷割りが見つかっています。
B平成14・15年度には青森県・旧市浦村教育委員会によって、檀林寺跡の範囲確認調査が実施されました。調査の結果、従来認識されていた土塁跡のほかに東西55m、南北65mの区画溝が新たに発見され、檀林寺の全体像も明らかになりつつあります。

  檀林寺跡地区:宗教施設
  (方形区画)の検出状況

3.今後の方針
 市では十三湖や日本海の優れた環境や景観を含んだ十三湊遺跡は、中世港湾の景観を今に残す貴重な遺跡であり、現状の景観を極力破壊しないような保存を積極的に図っていくとともに、住民生活に溶け込んだ史跡の保存・整備・活用の方向性を見出し、「史跡公園」として整備・活用を図っていきたいと考えています。さらに、史跡範囲内の未同意地権者についても、同意を得られるように引き続き協力要請に努めていきます。

  旧十三小学校から臨む
(中世の地割が畑の区割で現在も見ることができる)


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     永年の功績を称えます 人権擁護委員表彰
 平成17年度人権擁護委員表彰が5月13日、五所川原地域職業訓練センターで行われ、永年の人権啓発と思想の普及などが認められ6人の人権擁護委員が表彰されました。
         《表彰を受けられた人権擁護委員》
法務省人権擁護局長表彰 全国人権擁護委員
連合会長表彰

鶴谷祿郎さん(新宮町)

中谷 弘さん(嘉瀬)

浅見則昭さん(松島町)
青森地方法務局長表彰

桑野邦夫さん(脇元)

伊丸岡秀昭さん(喜良市)

伊藤 博さん(原子)


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     食卓の野菜を作り味わおう  市民農園が開園
 5月21日、今年で16年目を迎える市民農園が松島町一丁目の園地で開園し、この日を待ちかねていた市民へ全70区画が解放されました。
 開園式の後、園地の割り当てを受けていた皆さんは自分の園地の場所を探し、さっそく一区画24u(約7坪)の草むしりや畝(うね)づくりをしました。
 なかでも幼稚園に割り当てられた園地では、子どもたちがナスやトマトの苗を一生懸命に植え、水をかけていました。自分が植えた苗を前にして今綾香ちゃん(6歳)は、「ナスは苦手な野菜だけど、自分のナスだったらいっぱい食べれるかも」と話し、収穫を楽しみにしていました。

   「大きくなってね」と水をかけます


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       うしさん の〜んびり   〜市浦地区・五所川原地区で放牧〜
 5月9日・10日、市浦地区の岩井牧場、実取牧場、古館牧場の3牧場で、牛の放牧が始まりました。今年は雪解けが遅く、牧草が育たず放牧が大幅に遅れました。冬の間牛舎で過ごした牛がトラックから降ろされ牧場に放されると、この日を待ちわびていたかのように走り回っていましたが、落ち着くとのんびりと草をはんでいました。約150頭の牛は11月中旬頃まで放牧されます。
 市浦牛はかつて東日本チャンピオンに輝いた経歴があり、「市浦牛」のブランドを確立していましたが、後継者不足の問題等を抱え、平成15年に市浦牛のブランドの復活をかけて「しうら和牛改良組合」を結成しています。
 広大な牧場で育った牛は「市浦牛」のブランドの復 活となることでしょう。
 また、五所川原地区では玉清水牧場、毘沙門牧場で約30頭が放牧されています。


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      泥ひんやり はだしで田植え体験
       
五所川原農林高校・喜良市小学校
 5月も半ばを過ぎ、今年も市内の児童・生徒が学校の教育プログラムとして、はだしになり学校田での田植えを体験しました。
 五所川原農林高校(川浪佑攻校長)では5月20日、生活科学科3年の女子生徒35名が早乙女姿で水田に入り、古代米の黒紫米とつがるロマンの苗を手植えしました。この衣装での田植えは平成7年に始め今年で11年目となります。ぬかるみながらも一生懸命に苗を植えた伊藤佳菜さん(俵元)は、「入学したときから早乙女衣装での田植えを楽しみにしていたので特別な思い出になります」と喜びを語っていました。 
 また、喜良市小学校(小田川修三校長)では5月24日、全校児童79名が田植えを行いました。生まれて初めて水田に入り歓声をあげていた鳴海宇斗くん(小1)は、「とても冷たかった。おいしいお米ができたらいいな」と笑顔で話していました。


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    青空のもと健脚を競う
  金木地区健康マラソン大会

 快晴の5月21日、金木地区健康マラソン大会が金木運動公園で開催され、135名の選手が健脚を競いました。
 この大会は、健康増進に努めスポーツへの関心を高めようと行われ、今年で22年目になります。
開会式では土岐裕真くん(嘉瀬小6年)が元気よく選手宣誓、続いて小学校1〜3年生の1qから高校生・一般男子の5qまで9種目が次々スタートし、選手たちに応援の声があがっていました。


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  表敬訪問  ホープス卓球全国大会出場
      卓球の小林和未さん

 東アジアグランプリホープス(小学5、6年)卓球選手権大会日本代表選手選考会に出場する小林和未さん(羽野木沢小6年)が5月2日、市長を表敬訪問しました。
 山内一雄校長、泉教諭、藤森コーチと一緒に訪れた小林さんが「全国大会では勝てるか自信がないけどがんばってきます」と力強く話したのを受けて、成田市長は、「福原愛ちゃんみたいに強くなってください」と励ましました。


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 美化運動 わがまちをきれいに
   さつき町子ども会


 さつき町子ども会(本庄平内会長)では5月14日、お年寄りとふれあいながらみんなでまちをきれいにしようと町内の津軽鉄道沿線の花壇に花を植えました。  
 事務局の小関光雄さんは、「平気で空き缶やゴミを道路に捨てている現状を見て、"捨てる人をやめて、拾う人になろう"と手始めにごみ集積所の美化づくりからはじめました。今後は、ごみ拾い運動を展開して行きます」と話していました。


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 レジャーシーズン到来!
    夏の予約は
   お済みですか?


 本格的なレジャーシーズンを迎えて、どこに行こうかと迷っていませんか。市浦にある「中の島ブリッジパーク」「脇元海辺ふれあいゾーン」は自然環境豊かなレクリエーションゾーンです。あふれるほどの自然が私たちをリフレッッシュさせてくれます。

しじみ採り体験をしたいならここがおすすめ!
〜中の島ブリッジパーク〜
 全長250mの懐かしい木の橋を風に吹かれながら渡ると、十三湖に浮かぶ小さな島、中の島ブリッジパークに到着です。子どもたちにはたまらないおもしろい遊びがいっぱい。100円を入れると動くゴーカート。船の形をしたアスレチックはスリル満点。おすすめはなんといってもしじみ採り。子どもだけでなく大人も童心に返って思いっきり楽しもう。
 市浦歴史民俗資料館では十三湊の栄華を誇る足跡をたどることができます。

新鮮な魚介類や海水浴を満喫するならここがおすすめ!
〜脇元海辺ふれあいゾーン〜
 小高い丘を背に、日本海と真正面に向かい合うように造られたバンガロー群。ヒバ材をふんだんに使った
「ログハウス風バンガロー」は夕陽を真正面に浴び、部屋の中からでも沈む夕陽を眺めることができます。
黄色からオレンジ、赤へと色を変化させる空のグラデーション。海面を這い一直線にこちらへ向かってくる太陽の光。普段の生活ではなかなか味わうことのできない自然のショ−をゆっくり楽しみましょう。
 近くにある「サマーハウス」ではシャワー施設も完備されておりレストランでは地元の新鮮な魚介類も味わうことができます。
 高台にある「鰊御殿」は当時の資料、漁具等が展示され、鰊漁の全盛期を彷彿させてくれます。宿泊施設
として利用できます。
 磯巡り八つ橋を渡り、ファミリーで海辺を散策してみましょう。はるかに続く水平線に「地球はまるい」と誰もが実感することでしょう。

 ケビンハウスは背の高い松林の中にあり、とてもすがすがしい。
 森を知らない子どもたちにはぜひ体験させたい。設備は完璧。
 湖で採ったしじみ貝を砂出し、翌朝みそ汁にするなんていうのはいかが?
 天窓から見える満天の星が心地よい眠りを・・
 鎮魂の鐘(しあわせの鐘)を鳴らすのはあなた。 
 カップルの方々はどうぞご一緒に。
 気がおけない仲間たちと、夕陽をみながらバーベーキュー。
 潮騒を聞きながらバンガローに泊まる。
 そんな贅沢な時間がここではゆっくり流れていきます。


宿泊の予約はすべて市浦地域活性化センター(中の島ブリッジパーク)で行っています。

中の島ブリッジパーク
ケビンハウス
利用期間
4/1〜10/31
A棟(6人用) 12,000円
B棟(4人用) 10,000円
利用定員より1名超えるごとに1,200円加算となります。(幼児除く)

脇元ふれあいゾーン
バンガロー
利用期間
4/1〜9/30
1棟宿泊
1棟日中
10:30〜15:30
7,000円
5,000円
貸し出し寝具 500円/1組
(備付け4組以外)
鰊御殿
(にしんごてん)
利用期間/通年
研修室
宿泊1名
1,000円/時間
3,000円     
10名以上の団体には、ボランティア活動すると宿泊費が半額になる制度があります。

受付時間/ 8時30分〜16時30分
予約先/市浦地域活性化センターп@62-2775


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