平成17年度 全国学校体育研究優良校推薦書(青森県学校体育研究会作成)

学校名  青森県五所川原市立喜良市小学校   校長名 小田川 修三
所在地  〒037-0203 青森県五所川原市金木町喜良市千苅148
TEL 0173−52−2309 FAX 0173−52−2322
       E-mail kirasho@jomon.ne.jp

1 研究主題
 キラキラと生命輝く健康でたくましい子どもの育成 〜体育、健康教育の充実を通して〜

2 研究の期間
 平成14年度〜平成16年度 3年間

3 研究の目的
 「明日に向かってたくましくキラキラと命輝く喜良市の子」は、本校教育活動のスローガンである。本研究では、「教育活動全体において体育、健康に関連した授業づくりを工夫することによって自ら課題を見つけ、課題解決に取り組む子が育つであろう」という仮説のもと、授業の充実、業前運動の実施、新体力テストの実施とデータの有効活用等、学校保健委員会の開催など全教育活動における体育、健康教育を推進することにより研究主題に迫るものである。

4 研究の実践内容
(1) 教科体育の充実
・運動の特性を踏まえた指導計画作成
・スキー学習による冬季体育の充実
・実践的理解を図る保健学習の工夫
・指導と評価の一体化
・評価規準を記載した補助簿の活用
・体力の実態を踏まえた補強運動の実施

(2) 業前運動の導入
・変化に富んだコースでの業間マラソン
・めあてカードを活用したなわとび運動

(3) 新体力テストの実施と有効活用
・全校児童対象の新体力テスト実施
・体力の実態把握と個に応じた指導の充実
・集計結果から教育活動への反映

(4) 学校保健委員会(キキラ会議)の開催
・学校、家庭、地域が一体となって健康に関する事柄に対処するために年2回開催
・参観日に開催するキラキラ健康会議
 議題例「ねる子はそだつって本当?」 「運動について考えよう」
(5) 生活習慣調査の実施と活用
・生活習慣を見直すためのアンケートを実施
・結果をもとに、児童や保護者に問題提起
・結果を踏まえた学級指導の充実
・健康な生活についての情報発信

(6) 運動部活動の活性化
・地域と連携した各運動部の活性化
・冬季の各部合同練習(スキーを中心)

(7) その他
・豊かな心と体をはぐくむ体験活動の重視
・進んで運動に親しむ環境づくりの推進
・郷土芸能伝承活動の実施

5 研究の成果
(1) 学校の教育活動全体を通しての、体育、健康教育に全校体制で取り組んだことにより、一人一人の活動をみんなで認め合い喜びを共有することができた。

(2) 冬季体育の充実を図ったことで、冬の厳しさに立ち向かい、楽しいことにかえていこうとする体力・精神力が培われた。

(3) 生活習慣調査の実施により、家族ぐるみで生活習慣を見直そうとする気運が高まった。

(4) 新体力テストの実施と有効活用により、実態を踏まえた授業が展開できるとともに、個に応じためあてをもたせることができた。

(5) キラキラ会議によって親と子が自分たちの生活の問題点を把握して、健康に対する意識が高まり、各家庭における「わが家の健康宣言」にも結びついた。

6 今後の課題
 喜良市小学校は、自校の実態を的確に把握し家庭や地域とも連携を図りながら、学校の教育活動全体を通して体育、健康教育に取り組んできた成果が認められ、平成15年度青森県健康推進学校表彰の最優秀校として表彰された。
 今後もこれまでの研究の成果と課題を踏まえ、改善を加えながら実践的な研究を継続していくことがのぞまれる。