健康教育
平成16年度
第43回青森県健康教育発表大会
金木町立喜良市小学校
【はじめに】
「明日に向かってたくましく」本校前庭には創立百周年の立派な記念碑が建っている。学校創立は明治11年、今年は126年目である。心豊かにたくましく成長してほしい、大きな夢を持ち未来に向かって力強く羽ばたいてほしいと願う当時の教職員、父母、地域の人々の願いが込められている。以来この言葉は学校経営の指針となり今日に至っている。
「子供の健康問題は学校の問題であり、家庭の問題であり社会の問題である。子供を取り巻く地域社会そのものが健康な状態でなければならない。」このことを念頭に平成13年度より「健康教育の推進」を学校経営の最重要課題として位置づけすべての教育活動を展開してきた。保健学習や学校保健委員会(キラキラ会議)により健康を意識し、自分たちの生活を見つめ直すことから始まった。また、平成14〜15年度2年間の「豊かな体験活動推進事業」は健康教育を大いに活性化させた。三味線や荒馬などの郷土芸能、林業やトマト栽培による自然産業の学習はすっかり本校の特色ある活動として定着した。演奏活動や栽培探求活動は教科学習では味わえない貴重な体験となり、大きな自信と誇りとなった。
子供の健やかな成長は単に保健教育の充実のみに負うことはできない。豊かな体験活動を通し培われた思いやりや励まし合いの心、課題意識を育む問題解決的な学習指導、自信や誇りとなる特色ある教育活動、地域諸団体と連携した活動など多くの要素が包含され総合的に高まっていくものであると実感している。明るく活力ある学校・家庭・地域社会の中で子供は健全に成長していく。豊かな恵まれた自然に囲まれた金木町は伝統ある文化と夢のある町づくりを標榜している。祖父母から伝えられた生きるための知恵、津軽三味線・太宰文学等の伝統的な文化を守り伝えようとする心、郷土愛、地域を誇れる心、共に助け合って暮らす思いやりの心、等々が本校の健康教育を醸成している大きな要因である。
健康教育の推進に取り組んで3年目、これまでの実践活動が認められ、平成15年度青森県健康推進学校表彰小規模校の部「最優秀校」の栄に浴することができた。この受賞により今年度「キラキラと生命輝く健康でたくましい喜良市の子」を研究テーマに研究発表大会を開催することになったのである。
「健康」はいつの時代でも教育の「不易」の部分であり、変化への適応という「流行」とは昔も今も、そして今後も続く大きな課題である。それは食生活の乱れや生活習慣病、薬物、心の健康などの健康課題であり、高度情報化社会がますます進展し、少子化・高齢化が同時に進行していく中で学校も家庭も、そして地域社会全体が健康への関心を今以上に深め、危機感を持って対応していかなければならないことである。
【研究テーマ】
「キラキラと生命輝く 健康でたくましい喜良市の子」
一、期 日 平成16年9月10日(金)
二、主 催 青森県教育委員会
青森県健康推進学校連絡協議会
青森県学校保健会
三、後 援 北五学校保健会、西郡学校保健会
北五小学校長会、北五中学校長会
金木町、金木町教育委員会
金木町連合PTA
金木町学校保健会
四、公開授業
| 学 年 | 教 科 | 題 材 名 | 指 導 者 |
| 1学年 | 生 活 | あそびにいこうよ | 伊東 美紀子 |
| 2学年 | 学級活動 | なんでも食べよう | 宮崎 先子 |
| 3学年 | 国 語 | 海の光 | 葛西 利伊子 |
| 4学年 | 保 健 | 育ちゆく体とわたし | 鈴木 信也 |
| 5学年 | 道 徳 | わたしたちの学校 | 小笠原崇浩 |
| 6学年 | 家 庭 | 楽しい食事を工夫しよう | 三上 恵子 |
五、学校保健委員会(キラキラ会議)
1 議 題 「運動について考えよう」
2 ねらい 運動と睡眠と食事のつながりと大切さを知り、自分の生活を見直し、改善しよう とする
機会とする。
3 参加者 児童1年〜6年(69名)
教職員、保護者
助言者 西北教育事務所指導主事 原 知紀 氏
他 来賓・大会役員、一般参加者
4 内 容
進行…司会と議長 児童会企画運営委員会
@開会の言葉
A議題、議長、助言者、参加者の紹介
B議 事
・議題設定理由についての説明
・運動についての比較
・運動についての○×クイズ
・運動について意見交換
・運動を中心とした健康三原則についてのお話
西北教育事務所指導主事 原 知紀 氏
Cまとめのお話(校長)
D閉会の言葉
六、アトラクション(4年〜6年児童)
・津軽三味線演奏 「まんじ流合奏曲童三弦奏」
・荒馬と太刀振り踊り
七、全体会
◆開会行事
1 開会の言葉 青森県健康推進学校連絡協議会副会長 菱谷豊章
2 主催者挨拶 青森県教育委員会教育長 花田隆則
青森県健康推進学校連絡協議会会長 津田久文
3 来賓祝辞 金木町長 鳴海義男
4歓迎の言葉 金木町教育委員会教育長 木下 巽
5 閉会の言葉 青森県健康推進学校連絡協議会副会長 菱谷豊章
◆実践経過報告 喜良市小学校教諭 葛西利伊子
喜良市小学校教諭 鈴木信也
演 題 「私のスキー人生」
講 師 元冬季オリンピックスキー複合競技選手
金木町教育委員会社会教育主事 古川純一氏
◆閉会行事
1 開会の言葉 金木町学校保健会会長 今 信 夫
2 講 評 青森県教育庁スポーツ健康課指導主事 原 真 紀
3 謝 辞 喜良市小学校校長 小田川修三
4 閉会の言葉 金木町学校保健会会長 今 信 夫
【参加者の概要】
| 来賓・大会役員 15名 |
| 地域来賓 20名 |
| 西北五地区 35名 |
| 西北五地区外 7名 |
| 金木町教職員 23名 |
| 金木町小中学校PTA 11名 |
| 喜良市小学校PTA 42名 |
| 喜良市小学校教職員 14名 |
| 合 計 167名 |