郷土芸能伝承活動  津軽三味線 日常活動

 金木町は津軽三味線の発祥の地である。元祖「神原の仁太坊」は安政4(1857)年金木町神原に生まれた。仁太坊は坊様、即ち男盲の門付芸人で津軽ではホイド(乞食)という蔑称でも呼ばれていたが、門下の嘉瀬の桃、白川軍八郎らにより津軽三味線の基礎が築かれた。
 本校の津軽三味線の取り組みは平成11年からである。町中央公民館から13棹譲り受け三味線クラブを発足させた。講師は弘前市の工藤満次氏(満次流家元)である。平成12年からは「総合的な学習の時間」として5・6年生が郷土芸能の学習に取り組み、現在に至っている。小学生による三味線演奏活動は珍しさもあり、以後テレビ等のマスメディアで紹介されたり、多くの演奏依頼に出演するなどして励みとなり自信にもなっている。
 子ども達は、金木町の郷土芸能伝承楽器である津軽三味線を実際に手に取り、演奏に取り組むことに大きな誇りを感じている。当初はとまどいが多く、曲びきもままならなかったが、三味線の音色に親しみ上達するにつれ、また発表の場が与えられたことにより自信を持ち、苦しさが楽しさや喜びに変わっていった。郷土理解や郷土愛を養うことはもとより、豊かな感性や豊かな心を育むための有効な教育活動であり、特色ある学校づくりや地域の活性化に寄与できる活動の一つである。

津軽の音色“三味線活動の取組み

 これまでの活動内容
                                    
平成11年 4月   中央公民館より13棹移譲、三味線クラブ発足
(講師 工藤満次氏)

     9〜10月 三味線活動のビデオ撮影「みつけた!まちの宝物」

    11月 3日 金木町産業文化まつりにおいて三味線演奏

平成12年 4月12日 三味線会館においてNHK「まるごと青森」生放送に出演

      4月22日 インターネットHP「KIDZ WEB JAPAN」への取材協力

      5月24日 NHK BS2「真似して真似され二人旅」

            細川たかしと粟田貫一来校ビデオ撮影

      9月19日 東北地区社会教育研究大会アトラクションに出演

     10月15日 NHK BS2「おーい日本、今日はとことん青森県」出演

     11月 3日 金木町産業文化まつりにおいて三味線演奏

平成13年 5月 1日 青森放送(RAB)TV「出会いふれあい生テレビ」

            芦野公園駅前 三味線演奏ライブ

     11月 4日 金木産業文化まつりにおいて三味線演奏

     11月 7日 金木町音楽発表会 三味線演奏(小中高校合同演奏会

     11月17日 東奥日報紙上に喜良市小学校三味線クラブの記事掲載

     11月20日 青森県教育厚生会広報11月号に三味線練習風景写真掲載

     11月24日 子どもの権利条約フォーラムin青森 三味線演奏

平成14年 2月16日 活彩あおもりイメージアップ推進賞受賞、三味線演奏

      3月 8日 金木町社会福祉協議会「子どもほのぼの交流会」において

喜良市地区老人クラブの皆さんに三味線演奏を披露

      4月27日 青森朝日放送(ABA)TV「八波一起のテレビイーハトーブ」

            芦野公園三味線記念碑前 三味線演奏ライブ

      7月14日 小泊村芸能まつり出演

      7月27日 仁太坊まつり出演

     10月24日 いい汗体験・奉仕活動フォーラム発表内で三味線演奏

     11月 3日 金木町産業文化まつり 三味線演奏

     11月 7日 金木町音楽発表会 三味線演奏

     11月27日 あしの園訪問 三味線演奏

     12月 1日 金木町子ども会フェスティバル 三味線演奏

     12月 8日 歳末助け合い芸能祭り 三味線演奏

     12月12日 JR東日本 車内誌 「トランヴェール」取材

平成15年 1月30日 関西朝日放送 「赤井屋 北へ行く」青森編

            三味線練習風景取材

      3月 8日 金木町文化賞 奨励賞 三味線クラブ受賞

      5月 8日 日本テレビ「日本列島ダーツの旅」取材(7月2日放映)

      7月26日 日本民芸協会全国大会 レセプション 演奏発表 青森ホテル

     10月12日 仁太坊まつり 演奏発表

     11月 8日 青森県PTA研究大会 西北五大会 第3分科会 開会式

            アトラクション出演 中里町 パルナス

     11月30日 金木町子ども会フェスティバル 三味線演奏

      2月 5日 RAB活彩あおもり 取材(2月15日放映)

平成16年 7月31日 金木夏祭り 演奏発表

8月18日 三味線クラブ 教育こうほう取材(9月号に掲載)       

11月21日 第14回青森県民文化祭 太宰芸術出演(合唱・三味線・荒馬)

平成17年 3月28日 三味線クラブ五所川原市開庁式典アトラクション出演(プラザマリュー)
                                (川倉小学校と合同演奏)

          7月30日  金木夏祭り4校合同演奏会(三味線会館)

          9月 2日  西北五地区赤十字奉仕団アトラクション(五所川原中央公民館)                       
         11月11日  平成17年度青森県青少年育成県民運動五所川原大会(オルテンシア)

 平成18年  1月 8日  五所川原市成人式オープニング三味線演奏(金木小学校と合同演奏)


   教育活動における三味線学習の位置づけ

平成12年度から 「総合的な学習の時間」(5・6年生の郷土芸能学習)
         4〜10月まで週2回、11月からはクラブ活動として実施
 子供達は三味線発祥の地である金木町の郷土芸能伝承楽器を実際手に取り、演奏に取り組むことに大きな誇りを感じている。当初はとまどいが多く、曲びきもままらなかったものの、三味線の音色に親しみ上達するにつれ、また、発表の場が与えられたことにより自信を深め、楽しさや喜びに変わってきたようだ。
 郷土理解や郷土を愛する心を養うことはもとより、豊かな感性や豊かな心を育むための有効な教育活動であり、特色ある学校づくりや地域の活性化に寄与できる活動の一つである。

 三味線の現有数量  児童用  18棹  教師用  2棹